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スペインでの暮らし

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Photo by Julia Caesar on Unsplash

スペインでの暮らし 可愛い子には旅をさせよ

 今日は私が仕事でスペインにいた時のことを書こうと思います。当時娘が3歳半、息子が5歳くらいだったと記憶しています。どうしようかアレコレ考えた結果比較的長い滞在になりそうだったので家族四人で行くことにしました。

今日は当時まだ幼かった子供たちがどのような学校へ行って、教育を受けていたのかをメインに書こうと思っているのですが、2か月前に既にスペイン語の基礎知識について下書きをしていたので、それらについても後半で綴ります。     

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Photo by Chris Curry on Unsplash



ロンドンにいた頃にもちょくちょく仕事でマドリードに行ったりしていたのですが、マドリードって想像していた街と違いあんまスペインぽくないんです。パリの良さもあまり分からん・・・ブダペスト (ハンガリー)はなんか新鮮で良かった。変なバイアスが働いてる気がする。。。

蛇足しましたが、やはりスペインと言えば、南スペインにあるアンダルシア地方や、更にポルトガル方面にあるSevilla(セビージャ)のイメージですよね。ヨーロッパの中で特に気候に恵まれ、美味しい食べ物も多いイメージを持たれる方が多いと思います。Costa del sol (コスタ・デル・ソル) という長い海岸沿いの地域もリゾート地として良く知られています。

治安はイマイチ?イヤ結構危険な地域?

私が5年ちょい住んでいた場所はとある南スペインのリゾート地だったのですが、場所で言うとヨーロッパ大陸とアフリカ大陸 (モロッコ) が最も接近している地域。モロッコまでは地中海を挟んで僅か20kmしかなく、家からも良く見える地域でした。2000年頃から開発が始まり、殆どがプライベートのリゾート地だったのですが、2008年に南スペインのバブルが弾け経済は停滞、とても治安が良い場所ではありませんでした。また元々その辺りはロマ人 (ジプシー呼ばれる移動型民族)が多く住んでいる地域でもありました。 因みにジプシー(英gipsy, 西gitanos)と訊くとちょっとお洒落な感じがするかもしれませんが、彼らは基本的に差別の対象になるので容易にジプシーという言葉を使うのは止めましょう。

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子供の語学習得能力の高さ

私たちが住んでいたエリアはイギリスやドイツなど天気があまりよろしくない地域の人々が多く住んでいたり、観光で良く訪れる場所だった為、スペインの中でも比較的英語が通じやすい地域でした。なのでイギリス人向けのインターナショナルスクールがあり子供達はそこへ通わせました。

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生徒の比率はスペイン人6割、イギリス/イタリア人3割、ロシア/アラブ/アジア他1割のような感じ。授業は全て英語で行われますが、休み時間やランチタイムはスペイン人が多いので必然的にスペイン語を話す必要があります。当時4歳になったばかりの娘は日本語すら話せるようになったばかりだったので、少し心配でしたが、意外にも子供たちのコミュ力/適応能力は高く、友達を作って楽しくやっていたと思います。

長男は英語の上達が早く、一応スペイン語と英語の区別はついていたようですが、4歳の娘はスペイン語と英語の区別が付かない、所謂 Spanglish (スパングリッシュ:イギリス人が無理やりスペイン語を話すときに使われる英語とスペイン語がゴッチャになった謎の言語)を習得していました。

但し、私も妻もイギリスに長く滞在しており、将来的にも海外に住む可能性も視野に入れていたので、子供は2人とも1歳頃から日本のインターナショナルのプレスクールに通わせていました。私たち親が出来る事はその様な教育環境を提供するまでで、その後は彼ら次第。幸運にも2人とも英語に対してアレルギー反応は起こさず、多少の予備知識を蓄えることが出来ていました。

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英語の次はスペイン語がおススメ

英語をある程度話せるようになり、文法やフレーズをある程度覚えることが出来るようになれば、次はスペイン語の習得をおススメします!

理由は英語とスペイン語の文法が非常に似ている事。またスペイン語は一部例外があるものの、アルファベットをそのまま読めば良いので会話を覚えるのも比較的早いと言える言語なのです。

例えば、英語で "restaurant"の発音はレストランですが、スペイン語の場合スペルは若干変わり"restaurante"(最後に'e'がつくだけですが) 発音はそのまま「レスタウランテ」になります。但し、いくつか例外があります(後述)

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また文法に関しても、先述したコスタ・デル・ソルは日本語で「太陽の海岸」と言う意味になり、英語にすると "coast of the sun"スペイン語にすると" costa del sol ” になり英語の前置詞にあたる" of "が スペイン語では"de"になり" of the" は短縮して" del " になります。但し、スペイン語の前置詞には女性名詞と男性名詞、またそれぞれの複数形にによって変化するのでこの辺りは覚えるしかありません。

もう1つ例を挙げると、アメリカ、カリフォルニア州にある都市にある"Los Angeles"はスペイン語をそのまま用いられています。          スペイン語で「天使」は" Ángels ”(発音:アンヘル)という男性名詞 (複数形)です。そして男性名詞の複数形の際に使う冠詞は "Los" (ロス)です。従ってロサンゼルスは実はスペイン語で「天使たち」という意味があるのです。

先程、スペイン語はアルファベットほそのまま発音すると説明しましたが、その例外について説明します。"Ángel"はそのまま発音するのであれば「アンゲル」になるはずですが、スペイン語で"G"や"J"は殆どのケースにでその後に" a,i,u,e,o"の何れかが付き発音は「はひふへほ」になります。その為、スペイン人の多くは「ガギグゲゴ」と「ザジズゼゾ」の発音が出来ない人が多い為、英語の取得に非常に苦労しています。コレは日本人が"R"と”L”の発音が上手くできない傾向にあるのと同じだと言えます。

その他の例外として単語の最初に来る"H"は発音しない。例えば"Hotel"のスペイン語発音は「オテール」のようになります。

取り合えずこんな感じでスペインでの生活PART1を書かせて頂きました。昨日投稿した記事なども含め、ご拝読頂きありがとうございます。(拙い文章で恐縮です)今後ともよろしくお願いいたします😊👌

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